カーフスリーブは3本使い切っていま0本|ランニング用3種のサイズ表を並べた
片方を無くして、残った片方も見つからない
走るのに使えるカーフスリーブが、いま手元にありません。
もう片方をどこで無くしたのか、覚えていません。洗濯物に紛れたのか、車に置いたままなのか。気づいたときには一本になっていました。両方揃っていないので、当然、走るときには使えない。
しかも、この記事を書くために残った片方を探したのですが、そちらも見つかりませんでした。買った本数だけは覚えているのに、現物は一つも出てこない。この記事に自分で撮った写真が1枚もないのは、そのためです。
そのうえで「カーフスリーブ ランニング 比較」で検索してみたら、出てくるのはだいたい身体がどうなるかの話でした。私はそこを書けません。書けるのは、締めつけがどうで、脱ぎ履きがどうで、洗濯機に何回入れたらどうなったか、というモノと生活の話だけです。
結論だけ先に。
- これまでに買ったのは4本。同じブランドを3本と、別ブランドを1本です。3本を使い切ったのは全部、毎日走っていた学生時代でした。社会人になってからは、1本も買っていません
- 買い替えた理由は毎回同じで、洗濯で伸びたからです。ただし私は、他の洗濯物と一緒に洗濯機へ放り込んでいました。ここは自分の落ち度かもしれない
- 私の不満は2つ。洗濯で伸びることと、値段が高いこと
- ふくらはぎを測ったら32cmでした。それを3社のサイズ表に当てて分かったのは、3社は測る場所が違うということです。ZAMSTは足首、CW-Xはふくらはぎ。だから表を横に並べても、比較になりません
- 効果の話は書きません。 書けるのは「疲労が溜まっていると感じる日に、走らないときも履いていた」という行動の記録までです
この記事が向いていない人
先に3つ、外させてください。
1. 効果や着圧の数値で比べたい人
身体の中で何が起きるかは、ここでは扱いません。断定できる立場に私はいませんし、調べて要約した文章を置いても意味がないと思っています。
数値のほうも同じです。今回の3製品はいずれも、hPaやmmHgといった着圧の数値を公表していません(執筆時点)。「着圧設計」「足首からふくらはぎにかけて段階的に弱める」といった設計の説明はあります。でも数字がない。数字で横並びにしたい人には、この3つでは無理です。それができないから、この記事は締めつけの体感と、脱ぎ履きと、洗濯とサイズの話に寄っています。
2. 痛みがある人
私は学生時代、駅伝をやっていた頃に、すねとふくらはぎがずっと痛い時期がありました。ただ、あのとき何が起きていたのかを、私はいまも説明できません。
痛みがあるなら、道具で何とかしようとする前に医療機関へ行ってください。この記事の商品を検討するより先です。ちなみに私のふくらはぎの話は全部学生時代のもので、走る量が月1〜3回に落ちた現在の話ではありません。
3. そもそも、まだ要らないかもしれない人
身も蓋もない話を先にします。私はいま1本も持っていない状態で、月1〜3回、5〜10kmを走っています。それで困っていません。
この記事で書ける実体験は、全部が学生時代のものです。毎日走っていて、すねとふくらはぎがずっと痛くて、洗濯で伸びるたびに買い直していた頃の話。走る量が落ちてからは、必要だと感じる場面がなくなりました。片方を無くしたことにしばらく気づかなかったのも、たぶんそのせいだと思います。
つまり私の場合、これが要るかどうかを決めていたのは、道具の良し悪しではなく走る量でした。だから「再開したなら買っておこう」とは書きません。走る量が増えて、脚のことが気になり始めてからで遅くないと思っています。
選ぶときに、私が見た3つ
効果を比べられない以上、私に比べられるのは締めつけと、履く場面と、洗濯くらいです。使い切ってみて、結局この3つでした。
1. 締めつけの強さと、脱ぎ履きのしやすさ
最初に見るのはここです。理由は単純で、きついものは履かなくなるからです。
私が学生の頃に困ったのは、走っているときではなく、脱ぐときのほうでした。汗をかいたあとのふくらはぎに張りついた筒を、下にずり下ろしていく。これが地味に面倒くさい。練習後の疲れている状態で、この一手間があると、だんだん持っていかなくなります。
もう一つ、上の口(膝下の縁)の締めつけも見ます。ここが強いと、脱いだあとに跡が残る。CW-Xについては、後述のとおり「上部ゴムの締め付けが強い」「跡が赤くなる」という声が楽天・Amazonのレビュー(2026年9月2日確認)にありました。逆にZAMSTは「締め付けがきつすぎない」という声が挙がっています。同じカテゴリでも、ここは製品差が出るところで、しかも数値では出てこないので、レビューを読むしかありません。
2. ランニング以外でも履けるか
これは自分の使い方の話です。私が長く履いていたのは、走っている最中よりも、走り終わったあとでした。
学生時代、脚に疲れが溜まっていると感じた日は、練習が終わったあとも履いたままにしていました。ジャージの下に入れて、教室でも家でもそのまま過ごす。走るための道具というより、その日一日の後半をやり過ごすためのものでした。
それで身体に何が起きたかは測っていないので、書けません。書けるのは、そうしていたという行動の記録までです。
走らなくなってからは、途中で買った別ブランドのほうを、脚が張っている感じがする日に、家でたまに履いていました。これも、そうしていたという記録です。何が起きたかは測っていません。もう走る道具ですらない。使い方としては、そっちに寄っていきました。
ここで効いてくるのが、締めつけと見た目です。強く締まるものは、数時間履きっぱなしにするのが厳しい。逆に、ZAMSTのレビューには「見た目がハイソックスっぽい」「丈が少し余る」という指摘があります。走る道具としては気になる点ですが、ジャージの下で一日過ごす用途なら、むしろそちらが噛み合う可能性もある。同じ特徴が、使い方によって裏返るわけです。
3. 洗濯で、どれだけ持つか
私にとって一番大きかったのはここです。そして一番の不満でもあります。
洗濯を繰り返すうちに、伸びました。 買った直後の、履くときにぐっと力が要る感じが、ある時期から明らかに軽くなる。生地の張りも落ちます。毎日走って毎日洗っていたので、洗う回数は消耗品並みに増えました。
ただ、ここは自分の側の条件も書いておかないとフェアではありません。私は、他の洗濯物と一緒に洗濯機へ放り込んでいました。 洗濯ネットにも入れていないし、単独で洗ったこともない。乾かし方も覚えていないくらい、何も考えていませんでした。
ZAMSTのカーフスリーブを実際に使った記録を載せているrunningspiral.com(ランニング歴15年の個人ブログ)は、冷水で洗って陰干しすれば3ヶ月使っても緩まなかったとしています。私が履いていたのはC3fitなので製品が違いますし、洗い方も違う。それでも、私が「伸びた」と言っているのは製品の寿命ではなく私の洗い方の結果かもしれない、と考える材料にはなりました。何回でそうなったかも記録していないので、「◯回でダメになる」という数字は出せません。書けるのは、雑に洗って、伸びたと感じて、買い直した。それが3回あったということだけです。
洗濯表示も調べました。CW-Xは洗濯機使用可の記載があります。乾燥機の可否は、3製品とも公式で確認できませんでした(執筆時点)。
ついでに、汗をかいたものを洗うという意味では、臭いの話も同じ枠です。私はウェアの臭いのほうでも長く困っていて、別の記事にまとめました。→ ランニングウェアの臭いが取れないなら、洗剤より先に見る3つの条件
呼び名が、3社とも違う
表に行く前に、名前の話を1つ。
今回の3つは、公式の商品名がそれぞれ違います。C3fitは「コンプレッションカーフスリーブ」、ZAMSTは「カーフスリーブ」、CW-Xは「ふくらはぎサポーター カーフ」。検索するときは「カーフガード」という呼ばれ方もします。
では「ゲイター」はどうか。この呼び名を分ける業界共通の基準は、私が調べた範囲では見つかりませんでした。ただ、用途で切り分けている解説はあります。ランニング情報サイトのruninfo.jpは、ゲイターをトレイルランニングで砂や小石の侵入を防ぐ装備、カーフスリーブを着圧のウェアとして分けて説明していました。
つまり、トレランの文脈で「ゲイター」と言われたら、たいてい今回並べたものとは別物です。一方で、通販サイトの商品名としては着圧のふくらはぎ用ウェアが「ゲイター」と呼ばれていることもあって、そこは統一されていません。名前で判断せず、商品ページの写真と用途を見るのが早い、というのが調べたあとの私の結論です。
なお、足首から下を覆うソックス型(着圧ソックス)とは形が別です。今回並べたのはすべて、足首から膝下までの筒型で、足の裏やつま先は覆いません。この形なので、シューズもソックスもいつも通りのものが使えます。
3種を、同じ表で並べる
先に、3つに絞った理由を書いておきます。カーフスリーブはCEP・2XU・BAUERFEINDといった海外ブランドも出ています。今回それらを外したのは、私が使ったものと同じ土俵、つまり日本の通販で普通に買えて日本語のサイズ表記があるものだけで並べたかったからです。海外ブランドまで広げると、サイズ体系の読み替えという作業がもう一段増えます。使ってもいない私が、そこまでやって書けることはないと判断しました。
価格・仕様は2026年9月2日、サイズ表は9月3日時点で確認できたものです。「私が使ったか」の列を入れました。ここが曖昧なまま比較されると、読むほうは判断できないので。
| 製品 | 私が使ったか | 執筆時点の価格(税込) | サイズ展開 | サイズを決めるとき、何を測るか | 主な素材 | レビュー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| C3fit コンプレッションカーフスリーブ GC04352 | 学生時代に3本。以後は買っていない | 公式 5,500円/他モール実勢 3,980〜4,950円 | 0〜5 の6段階 | 「ヌード寸法(適合サイズ)」表記。別ダイアログのサイズ表内にあり、私は数値まで追えていない(要確認) | 本体:ナイロン74%・ポリウレタン26%/上口:ナイロン92%・ポリウレタン8% | 楽天の一部店舗で4.4〜5.0(5〜17件・店舗差大) |
| ZAMST カーフスリーブ | 未使用 | 公式 2,860円(3つで最安) | S・M・L・LL の4段階 | 足首の一番細い部分。S 17.0〜20.0/M 19.0〜23.0/L 22.0〜25.0/LL 24.0〜27.0cm(ふくらはぎは目安) | ナイロン・ポリウレタン(比率までは出ていない) | 楽天378件・4.46 |
| CW-X ふくらはぎサポーター カーフ BCR190 | 未使用 | 公式 4,290円/楽天実勢 3,000〜3,850円 | XS〜LL の5段階 | ふくらはぎ周径。XS 30〜34/S 32〜36/M 34〜38/L 36〜40/LL 38〜42cm | 抜き部:ナイロン55%・ポリウレタン45%/サポート部:ポリエステル40%・ナイロン30%・ポリウレタン30% | Amazon 4.3(339〜343件)/楽天4.78 |
並べて一番はっきり出たのは、価格差です。2,860円から5,500円まで、ほぼ2倍開いている。そして私が買い続けていたのは、その高いほうでした。
そしてもう1つ。測る場所が、3社で違います。 ここが今回いちばん時間を食ったところなので、章を分けます。
ふくらはぎ32cmでは決まらず、足首を測り直した
着圧の数値がどこにも出ていない以上、数字で決められるのはサイズくらいです。そこでメジャーを出して、ふくらはぎの一番太いところを測りました。32cmでした。
学生の頃に履いていたC3fitは、当時の表記でサイズ3です。当時の脚が何cmだったかは測っていないので、対応は分かりません。
この32cmを3社に当てていきます。
CW-X(ふくらはぎ周径で決める) — XS(30〜34cm)とS(32〜36cm)。私の32cmは、XSの真ん中であると同時にSの下限でもあります。両方に入ってしまう。数値は商品ページにそのまま載っているのに、決まらない。
ZAMST(足首の太さで決める) — ここで手が止まりました。ZAMSTのサイズ選択の基準は、ふくらはぎではなく足首の一番細い部分の太さです。ふくらはぎの太さも併記されていますが、あくまで目安。公式のサイズガイドは画像なのですが、販売店(4860.jp・2026年9月3日確認)がテキストで載せていました。
| サイズ | 足首の太さ(サイズの中心) | ふくらはぎの太さ |
|---|---|---|
| S | 17.0〜20.0cm(18.5) | 28.0〜34.0cm |
| M | 19.0〜23.0cm(21.0) | 32.0〜38.0cm |
| L | 22.0〜25.0cm(23.5) | 36.0〜42.0cm |
| LL | 24.0〜27.0cm(25.5) | 40.0〜46.0cm |
販売店が掲載している数値です。注文前にザムスト公式でも確認してください。
しかもZAMSTには、またいだときの答えまで書いてありました。「足首の一番細い部分の太さに合わせて(値が2サイズをまたがった場合はサイズの中心に近い方を)お選びください」。表に併記されている(18.5)(21.0)という数字が、その中心値です。
さらにもう一つ、読み飛ばせない一文がありました。「足首サイズとふくらはぎサイズの差が2サイズ以上の場合は、本製品の適用ではありません」。メーカー自身が、この製品が合わない体型を定義しています(いずれも販売店 tennis-japan.co.jp・2026年9月3日確認)。
つまり、私が測った32cmでは決まりません。目安のふくらはぎで見てもSとMの両方に入りますし、そもそも基準は足首のほうです。私は足首を測っていませんでした。 測る場所を間違えたまま、サイズ表を眺めていたことになります。
それで、足首も測りました。21cmでした。
表に当てると、M(19.0〜23.0cm)です。中心値が21.0なので、またぐこともなく真ん中に落ちました。「2サイズをまたいだら中心に近い方」というルールを使う場面もなかった。ふくらはぎ32cmのほうはSの28.0〜34.0にもMの32.0〜38.0にも入りますが、足首のMとの差は2サイズ未満です。適用外にはなりません。
ZAMSTなら、私はMです。 1分で済みました。ふくらはぎを測って30分悩んでいたのは何だったのか、という話です。
ついでに一つ分かったことがあります。私は自分の足首を細いほうだと思っていました。実際に測ったらMの真ん中で、思い込みのほうも外れていた。
C3fit — 0〜5の6段階。別ダイアログで開くサイズ表に「ヌード寸法(適合サイズ)」という項目があるところまでは分かりましたが、数値までは追えていません。物差しが足首なのかふくらはぎなのかも、そこで止まったままです。
ここまでで分かったこと
「3社のサイズ表を見比べる」という私の発想が、そもそも間違っていました。
ZAMSTは足首、CW-Xはふくらはぎ。測っている場所が違うものを横に並べても、比較になりません。S・M・Lという同じ文字が並んでいるので同じ物差しに見えますが、中身は別の物差しです。
実際、同じ1本の脚で、ZAMSTはM、CW-XはXSとSの境目になりました。文字が違うのは、私の脚が変わったからではありません。測っている場所が違うからです。他社のサイズ表を見て「自分はMだから」と選ぶと、そこで外れます。
これは「どちらが親切か」という話でもない。足首で決めるのにも、ふくらはぎで決めるのにも、それぞれ理屈があるはずです。
では、ふくらはぎ32cmの私はどうするか
ここで終わると読んだ人が困るので、私の判断を書きます。買っていない製品についても、判断の理由なら書けます。
ZAMSTなら、足首21cmでMです。 上に書いたとおり、測ってしまえば迷う余地がありませんでした。ふくらはぎだけ測って「サイズが分からない」と言っていたのは、単に私が測る場所を間違えていただけです。
CW-Xを選ぶなら、私はSにします。 32cmはXSの真ん中で、Sの下限でもあります。どちらにも入るなら、私は余裕のあるほうを取ります。理由は基準1に書いたとおりで、きついものは履かなくなるからです。上部ゴムの締め付けが強いというレビューもあるので、なおさら細いほうへは寄せません。
C3fitは、私がサイズ表の数値を確認できていないうちは買いません。 5,500円で、境目で外したときの損が一番大きい製品です。学生の頃はサイズ3で困らなかったので、同じ体格のまま買うなら3を選ぶと思いますが、それは根拠ではなくただの惰性です。
読んでいる人へ、実務的なところだけ言い直します。ふくらはぎを測って買い物を始めた人(私がそうでした)は、ZAMSTを見る前に足首も測ってください。 1分もかからず、そこだけは迷いが消えます。逆にCW-Xだけを見るなら、ふくらはぎだけで足ります。
3種の所感
順番は、良い点/気になる点/向いている人で揃えます。
C3fit コンプレッションカーフスリーブ GC04352 — 学生時代に3本使った
毎日走っていた頃、洗濯で伸びるたびに買い直して、このブランドのカーフスリーブを3本使い切りました。当時の表記でサイズ3を選んでいました。
先に、正確に書いておきます。**「同じ型番を3本使った」わけではありません。**C3fitは2019年にゴールドウインのブランドとして統合されてリニューアルされており(上口の素材が変わっています)、その後さらに型番が GC03371 から GC04352 に変わったとされていますが、この型番の変遷について公式の告知は見つけられませんでした(販売各社の記載によります)。私が学生の頃に履いていたものの型番も特定できていません。当時のモデルと現行品は、仕様が異なる可能性があります。
だから、この項で書く体感は同じブランドの同じカテゴリを使い切った人間の感想であって、現行のGC04352そのものの評価ではありません。ここは分けて読んでください。
なお、上の3本とは別に、布生地っぽい質感のカーフスリーブを1本、途中で買っています。私の感覚ではそちらのほうが臭いが残りやすいと感じましたが、10年以上前の一個体の話で、使っていた時期も頻度も揃っていません(条件は末尾に書きました)。
良い点
- 走らない時間に履いていても、締めつけが気になって外したことはありませんでした。練習後、そのまま履いて過ごしていた時期があります
- 毎日走って毎日洗っていた時期でも、臭いで手放したことはありません
- レビューでも「生地が柔らかい」「縫い目がフラットでスレがない」という声が挙がっています。縫い目については、私も擦れて困った記憶がありません(一度もない、と言い切れるほど記録は取っていませんが)
- 「最初はきついが馴染む」という声もあります。私の感覚もこれに近くて、履き始めが一番きつい
気になる点
不満は、はっきり2つあります。
- 洗濯で伸びました。買い替えた理由の全部がこれです。ただし上に書いたとおり、他の洗濯物と一緒に洗っていたので、これを製品の耐久性の話として読まないでください
- 値段が高い。公式で5,500円(税込)。他モールの実勢が3,980〜4,950円。伸びる前提で買い替える道具としては、軽い出費ではありません。3つの中では最高値です
- サイズ表は別ダイアログにあり、商品ページを開いた画面には出てきません。私はその数値まで追えていません(要確認)。段階が0〜5と細かいぶん、物差しが分からないと選びづらい
- 公式にあるのは「着圧設計」という記載までで、着圧の数値表示はありません(執筆時点)。数字で他社と比べたい人には、材料がないということです
- レビューの母数が薄い。楽天の一部店舗で4.4〜5.0でしたが、件数が5〜17件で店舗差も大きい
- そして私の場合、片方を無くしました。製品のせいではありません。ただ、左右バラで買えるものではないので、片方無くすと丸ごと止まります
向いている人
走る量が多くて、洗う回数も多くて、そのうえで手に馴染んだものを買い替えていける人。走り終わったあとも履いていたい人。逆に、サイズを数字で決めたい人と、レビュー件数を見て判断したい人には、いまのところ材料が足りません。
ZAMST カーフスリーブ — 未使用
ここから2つは、公式仕様と、モールのレビュー傾向として読んでください。
公式仕様では、価格は2,860円(税込)で、今回の3つでは最安。「足首からふくらはぎにかけて段階的に圧力を弱める設計」という記載があります。数値表示はありません。サイズはS・M・L・LLの4段階で、素材はナイロンとポリウレタンです。
良い点(公式とレビューの範囲で)
- 3つで一番安い。5,500円のものと比べると半額近くになります。洗濯で消耗する道具だと考えると、この差は買い替えの回数ぶん効いてきます
- 楽天のレビューが378件・4.46。今回の3つで、件数と評価のバランスが取りやすいのはここでした
- レビューで挙がっている声としては、「汗をかいてもサラサラ」「締め付けがきつすぎない」「耐久性が良い」(楽天・Amazonのレビュー/2026年9月2日確認)。締めつけと耐久性は私がつまずいた2点なので、気にはなっています。ただし私のC3fitは他の洗濯物と一緒に洗っていたので、同じ条件で比べたものではありません
- サイズの基準がはっきりしています。足首の一番細い部分を測る、という一点で決まる。数値も上の表のとおり、範囲と中心が併記されています
気になる点
- レビューで挙がっている指摘は、「丈が少し余る」「見た目がハイソックスっぽい」(同上)。走るときの見た目を気にする人には引っかかる可能性があります
- 素材の比率は出ていません。ナイロン・ポリウレタンという表記まで。他2社は比率まで載せているので、成分で比べたい人には物足りないはずです
- 公式のサイズガイドは画像です。私はテキストで載せている販売店のページを見て、はじめて数値を読みました。スマホで画像を拡大するのが面倒な人は、そこで止まるかもしれません
- 足首基準なので、ふくらはぎだけ測って買い物を始めた人は、もう一度メジャーを出すことになります。私がそうでした
向いている人
まず安く1つ試したい人。締めつけが強いものが苦手な人。レビュー件数を判断材料にしたい人。走るときの見た目にこだわる人と、素材の比率まで確認して買いたい人には、いまのところ情報が足りません。
CW-X ふくらはぎサポーター カーフ BCR190 — 未使用
公式仕様では、価格4,290円(税込)、楽天の実勢が3,000〜3,850円。素材は抜き部がナイロン55%・ポリウレタン45%、サポート部がポリエステル40%・ナイロン30%・ポリウレタン30%。洗濯機使用可の記載があります。
良い点(公式とレビューの範囲で)
- ふくらはぎ周径でサイズが決まり、その数値が商品ページにそのまま載っています。XS(30〜34cm)/S(32〜36)/M(34〜38)/L(36〜40)/LL(38〜42)。私が数値を確認できた範囲では、ふくらはぎを測るだけで話が進むのはここでした
- レビュー件数が多く、Amazonが4.3(339〜343件)、楽天が4.78
- レビューで挙がっている声は「フィット感」「ずり落ちない」(楽天・Amazonのレビュー/2026年9月2日確認)。ずり落ちについては、丈が余るという指摘のあったZAMSTと逆向きの評価です
- 洗濯機に入れられることが明記されています。汗をかくたびに洗う道具なので、ここが書いてあるのは助かります
気になる点
- レビューには「上部ゴムの締め付けが強い」「跡が赤くなる」「脱ぎにくい」という声がありました(楽天・Amazonのレビュー/2026年9月2日確認)。私が基準1と2で書いた話に、そのまま当たります。走ったあと数時間そのまま履いて過ごす、という使い方をしたい人は、ここを先に見たほうがいいと思います
- 数値が読めるからといって、迷わず決まるとは限りません。私の32cmは XS(30〜34) と S(32〜36) の両方に入ります。細めを選ぶか余裕を取るかは、結局その表の外で決めることになります
- サポート部の素材にポリエステルが入っていて、他2製品とは構成が違います。使っていないので、これが体感にどう出るかは分かりません
- 価格は真ん中。最安のZAMSTとは1,400円ほど差があります(公式価格どうしの比較)
向いている人
ふくらはぎを測って、その数字で決めたい人。ずり落ちるのが嫌な人。レビュー件数の多さを重視する人。逆に、強い締めつけが苦手な人と、走ったあとも長時間履いていたい人には、レビューの指摘が引っかかる可能性があります。
値段の話を、正直にしておく
今回の3つは、公式価格で2,860円・4,290円・5,500円です。上と下でほぼ2倍違う。
私が買っていたのは、一番高い5,500円のほうです。当時いくらだったかは覚えていないので、いまの価格で数えるしかありませんが、公式価格なら3本で16,500円。他モールの実勢の下限(3,980円)で計算しても11,940円になります。
うまい買い物だったとは思っていません。当時は毎日走っていて、他を検討する時間も気力もなかった。値段を比べて選び直したことは、一度もありませんでした。いまの値段に置き換えれば1万円を超える時期と、0円の時期が、同じ人間の中にあります。
いま月1〜3回しか走らない人間が、また5,500円のものを買い替えていく気にはなれません。だから決めました。次に買うならZAMSTのMを試します。買ったらこの記事に追記します。
どれを選ぶか
判断を終わらせます。
走った日以外にも履きたいなら → C3fit
練習後も、そのまま履いて過ごす。私がやっていたのはこの使い方で、締めつけで途中で外したくなることはありませんでした。ただし高い。そして私が使った範囲では、洗濯で伸びました(雑に洗っていた前提の話です)。
ふくらはぎを測って決めたいなら → CW-X
メジャーで測るのがふくらはぎ1箇所で済むのはここです。ただし、数値が読めても決まらないことがあります。私の32cmはXSとSの両方に入りました。私なら余裕のあるSを取ります。上部の締めつけが強いという声があるので、長時間履きっぱなしにしたい人はなおさらです。
まず安く試したいなら → ZAMST
2,860円。今回の最安です。そもそもカーフスリーブというものが自分に合うのか分からない、という段階なら、ここから入るのは理にかなっていると思います。ただしサイズは足首で決まります。 ふくらはぎしか測っていないなら、注文する前にもう一度メジャーを出してください。丈が余る・見た目がハイソックスっぽいという指摘があるので、そこが気になる人は避けたほうがいいと思います。
再開のときに何を買ったかは、こちらにまとめています。→ ランニング再開の道具は4つで足りた|ブランク8年で本当に必要だったもの
まとめ
毎日走っていた学生時代は、洗濯で伸びるたびに買い替えて3本使い切りました。いまは0本です。要るかどうかを決めていたのは、道具ではなく走る量でした。
不満は2つ、洗濯で伸びることと値段。ただ私は他の洗濯物と一緒に雑に洗っていたので、伸びたのは自分のせいかもしれません。
サイズ表を見比べようとして分かったのは、3社が測る場所からして違うということでした。ZAMSTは足首、CW-Xはふくらはぎ。ふくらはぎだけ測って迷っていたのが、足首を測ったらその場で決まりました。次に買うならZAMSTのMです。
この記事について(運営者について)
- 体験の範囲:学生時代、毎日走っていた頃にC3fitのカーフスリーブ(当時の表記でサイズ3)を3本使い切ったこと、その理由が毎回「洗濯で伸びた」だったこと、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗っていたこと、脚に疲れが溜まっていると感じた日にランニング以外でも履いていたこと、社会人になってからは1本も買っていないこと、片方を無くしたことは、いずれも私自身の実際の経過です。すねとふくらはぎが痛かったのも学生時代の話で、走る量が月1〜3回に落ちた現在のことではありません
- 同一製品ではありません:C3fitは2019年のブランド統合でリニューアルされ、上口内側の素材が変更されています(ゴールドウイン公式リリース・2019年6月25日)。その後 GC03371 から GC04352 へ型番が変わったとされる点は、公式の告知を確認できておらず、販売各社の記載によります。私が学生の頃に履いていたものの型番は特定できませんでした。当時のモデルと現行品は仕様が異なる可能性があります
- 製品について:**ZAMST カーフスリーブと CW-X ふくらはぎサポーター カーフ BCR190 は、私は使用していません。**この2点の記述はすべて公式表示・販売店表示と、楽天・Amazonのレビュー傾向です。使用感として書いた箇所はありません
- 臭いについて:臭いの比較対象として書いたカーフスリーブは、学生時代(10年以上前)に買った別ブランドのもので、ブランドも型番も特定できていません。現役の頃はほとんど使わず、走らなくなってからたまに履いていたもので、C3fitとは使用時期も頻度も揃っていません。臭いの感じ方は私個人の感覚で、当時の一個体についての話です。今回の3製品について、臭いに関する不満の声は、私が調べた範囲のレビューでは見当たりませんでした
- 効果について:この記事では身体への効果を扱っていません。書いているのは素材・価格・サイズ表記・洗濯・使い勝手だけです。痛みや不調がある場合は、道具で対処せず医療機関に相談してください
- 数値・価格について:価格・仕様・レビュー件数は2026年9月2日時点、サイズ表は2026年9月3日時点で確認したものです。着圧の数値(hPa・mmHg等)は3製品とも公表されていません。ZAMSTのサイズ表は公式では画像で提供されており、本文の数値は販売店(4860.jp)がテキストで掲載していたものです。ZAMSTの素材比率と、3製品の乾燥機可否、C3fitのサイズ表の数値は確認できていません。金額の合計は当時の購入価格ではなく、執筆時点の価格から計算した参考値です
- 私のサイズについて:ふくらはぎ周径32cm・足首21cmは、いずれも執筆時点の実測です。学生時代の周径は測っていないため、当時選んでいたサイズ3との対応は分かりません
- 比較対象について:今回はCEP・2XU・BAUERFEIND等の海外ブランドを外し、日本の通販で買えて日本語のサイズ表記がある3製品に絞っています
- 呼び名について:カーフスリーブ/カーフガード/ゲイター/ふくらはぎサポーターを分ける共通基準は、私が調べた範囲では見つけられませんでした。用途による切り分けはruninfo.jpの解説を参照しています
- 個人差について:使用感はすべて私個人のものです。同じ製品でも、脚の太さや使い方によって感じ方は変わります
- アフィリエイトについて:この記事にはアフィリエイトリンクを含みます
掲載している価格・仕様は執筆時点のものです。購入前に販売ページで最新の情報をご確認ください。


